四毒抜きが体にいいのはわかった。
でも、具体的にどうやって始めればいいの?
そんな疑問を持つ人に向けて、この記事では四毒抜きを無理なく続ける方法をまとめます。
私自身も最初は難しく考えていましたが、実際にはシンプルで「少しずつ減らす」「置き換える」だけで十分です。
体験談も交えながらご紹介します。
四毒抜きとは?おさらい
四毒抜きとは、歯科医の吉野敏明先生が提唱する「体に負担をかけやすい4つの食品を控える食習慣」です。
具体的には以下の4つ。
- 小麦
- 植物油
- 乳製品
- 甘いもの(砂糖)
完全にゼロにする必要はありません。大事なのは「減らすこと」。
体が本来持っている回復力を邪魔しない食生活にすることが目的です。
吉野先生推奨「四毒をやめる順番」
四毒を一気にやめるのは大変です。そこで吉野先生は「やめる優先順位」を示しています。
- 小麦
- 植物油
- 乳製品
- 甘いもの
この順番で取り組むと、効果を実感しやすく、無理なく続けられると言われています。
私が最初にやったこと:パンをやめた
私が四毒抜きを始めたきっかけは朝食のパンをやめたことでした。
パンは一見手軽で便利ですが、実は「小麦」「植物油」「バターorマーガリン」「砂糖」と、四毒が全部そろったデパートのような食品。
特に菓子パンに至っては、そこに添加物まで加わり、体に負担をかける要素が揃っています。
実際にパンをやめるだけでも、体の変化は早く感じられました。
「まずは小麦から断つ」――これが四毒抜きの第一歩だと思います。
おやつ習慣の見直し
もう一つ大きかったのは、午後のおやつをやめたことです。
以前の私は、午後にコーヒーを飲むときは必ず砂糖とミルクを入れ、さらにコンビニの100円ホットケーキをお茶菓子として食べていました。
でも、これも「小麦・乳製品・砂糖」の三重奏。
つまり四毒まみれのおやつだったわけです。
私は思い切ってコーヒーをブラックに変えました。
そしてホットケーキもやめました。
最初は少し物足りなさを感じましたが、四毒抜きになれると数日で四毒はほしくなくなり、今まで心地よかった小麦やバターの香りがはなをついうようになりました。
四毒抜きをすることで、臭覚が研ぎ澄まされ、四毒食品は自然に避けられるようになります。
そして砂糖やミルクが入ったコーヒーより、むしろブラックコーヒーの香りや味を楽しめるようになりました。
四毒抜きの基本的なやり方

私の体験を踏まえて、初心者でもできる「四毒抜きのステップ」をまとめます。
1. 小麦を控える
- パン・麺類を減らす
- 代わりにご飯・玄米・オートミール・十割そばを選ぶ
- 菓子パンは特に避ける(小麦+砂糖+油+添加物)
2. 植物油を控える
- 揚げ物を減らす
- サラダ油→オリーブオイルやごま油に置き換えて最終的には摂らない
- 「揚げる」より「蒸す・煮る・焼く」を選ぶ
3. 乳製品を控える
- 牛乳→豆乳やオーツミルクへ
- バター→オリーブオイルやアボカドへ
- チーズは「たまに」のご褒美に
4. 甘いものを控える
- ジュースやお菓子を控える
- 白砂糖→黒糖・はちみつ・甘酒に置き換え
- 「甘さ控えめ」に慣れる工夫をする
無理なく続けるコツ
- 一気に全部やめない。まずは「パンだけ」「おやつだけ」から。
- 「食べちゃいけない」ではなく「別のものを楽しむ」発想で。
- 外食や付き合いのときは無理せずOK。戻せば大丈夫。
やってはいけないNG例
- 栄養が偏るほど極端に制限する
- ストレスになるほど我慢する
- 「完全にゼロ」にこだわりすぎる
まとめ:小さな一歩が大きな変化に
私自身、パンをやめただけで体の変化を実感しました。だから全部やめたらどうなるかなぁ~なんて興味が湧いた。
おやつや飲み物を見直すだけでも、肌や体重、睡眠の質に違いが出ます。
四毒抜きは「完璧主義」ではなく「小さな積み重ね」。
今日からできる一歩を始めれば、数か月後のあなたの体と心は確実に変わっているはずです。