皆さん、こんにちは!ワッシィーこと鷲野秀豊です。人生100年時代を迎え、「第二の人生」をどう生きるか、そんなテーマで日々情報発信をしている私ですが、私自身の生活の中で、まさに**「充実したセカンドステージ」を象徴するような活動の一つが家庭菜園**です。

このブログで私が提唱する「健康寿命を伸ばす5つの要素」の中に**「よく遊び」**という項目があります。これは単に遊ぶだけでなく、「人生の楽しみや生きる活力を生み出す趣味や活動を見つけること」を意味します。そして、「ただ毎日なんとなく過ごすのではなく、なにかの目標を持って生きること」が、自身の楽しみや生きる活力となり、結果的に健康寿命を伸ばすことにつながると信じています。私にとって家庭菜園は、まさにこの「よく遊び」、そして「目標を持って生きる」を体現する最高の活動の一つなんです。

今回は、私がプランターで挑戦した家庭菜園のあれこれ、そしてそこから得られた**「心の充足」と「体の健康」、そして「人とのつながり」**についてお話しさせてください。

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小さなベランダで育む、大きな夢の第一歩

私が家庭菜園を始めたのは、限られたスペースでも楽しめるプランターからでした。選んだのは、夏の食卓を彩る代表的な野菜たち。トマト、枝豆、そして夏の王様スイカです。小さな苗を土に植え付ける瞬間は、まさに新たな命を育むような、希望に満ちた気持ちになります。毎日の水やりや、新しく出てくる芽や葉を見つけるたびに、「今日も一日頑張ろう」と自然と活力が湧いてくるのを感じました。

成功と失敗、そこから学ぶ「植物との対話」

もちろん、家庭菜園には成功も失敗もつきものです。

最初に植えたトマトは、残念ながら私とは相性が良くなかったようで、期待していたほどたくさんの実をつけることはできませんでした。真っ赤に熟した大きなトマトを想像していただけに、少しばかりがっかりしたのも事実です。しかし、これもまた自然の一部。気候や土の状態、手入れの仕方など、様々な要因が絡み合っていることを肌で感じ、「来年はどうすればもっとうまく育てられるだろう?」と**「よく考える」**きっかけにもなりました。失敗から学び、次に活かす。これこそが、セカンドステージの新しい挑戦の醍醐味だと感じています。

一方で、見事に大成功を収めたのが枝豆でした!青々とした葉の間から、たくさんの鞘が顔を出すたびに、胸が高鳴りました。収穫の時期を迎え、ぷっくりと膨らんだ枝豆の鞘を一つずつ摘み取っていく作業は、まるで宝探しをしているよう。採れたての枝豆を塩ゆでして、キンキンに冷えたビールと共にいただく瞬間は、まさに至福の時間です。「よく食べて」という健康寿命の要素にもつながりますが、何よりも自分で育てたものを味わう喜びは格別です。この一杯のために、毎日世話を頑張ったのだと思えば、より一層美味しく感じられました。

そして、夏のサプライズとなったのが、スイカです。私が植えたのは「黒玉」という品種で、あまり大きくはならないと聞いていましたが、それでも小さなベランダでスイカが育つのか、半信半疑な部分もありました。ところが、実際に収穫してみると、見た目は小ぶりながらも、包丁を入れた瞬間に広がるみずみずしい香り、そして一口食べれば、口いっぱいに広がる上品な甘さ!本当に感動的な美味しさでした。自分で育てたスイカが、これほどまでに味わい深いものだとは想像もしていませんでした。

収穫の喜びを分かち合う「家族との絆」

家庭菜園で私が最も幸せを感じる瞬間のひとつは、収穫した野菜を両親にお裾分けすることです。枝豆がたくさん採れた時も、美味しいスイカができた時も、採れたての新鮮な野菜を抱えて実家へ。半分に割って「はい、どうぞ!」と手渡すと、両親は「あら、今年もありがとう!」「美味しいねぇ!」と、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれます。その笑顔を見るたびに、「ああ、家庭菜園をやっていて本当に良かった」と心から思います。

私のブログの根底には、「健康に気をつけて死ぬまで元気であること」が「自分のため」だけでなく、「家族のため」、ひいては「地域貢献」、そして最終的には「国のため」にもなるとの信念があります。この小さな家庭菜園での活動も、まずは「家族のため」という形で、ささやかながらも喜びと健康を分かち合うことに繋がっている。こんな風に人との繋がりを感じられることも、セカンドステージの大きな醍醐味だと感じています。

家庭菜園がもたらす、心と体の健康効果

家庭菜園は、単に野菜を育てるだけの趣味ではありません。私にとっては、心と体の健康を維持するための素晴らしい活動となっています。

まず、毎日の水やりや土いじり、支柱立て、収穫といった作業は、**「少しの運動を取り入れる」**良い機会になります。無理なく体を動かすことで、身体機能の維持に役立ち、活動的な毎日を送ることができます。特に、かがんだり、立ち上がったり、腕を伸ばしたりする動作は、日常生活で使う様々な筋肉を刺激してくれます。

そして、何よりも精神的な充足感が非常に大きいと感じています。植物の成長を見守ることは、私たち人間に「生命の力」を感じさせ、心を癒やしてくれます。土に触れる感覚、太陽の光を浴びる心地よさ、収穫の達成感。これらは日々のストレスを忘れさせ、穏やかな気持ちをもたらしてくれます。**「よく考える」**時間も増えますね。どうすればもっと元気に育つか、どんな工夫ができるか。そんなことを考えるのは、とても楽しい「脳の活性化」にもなります。

また、自分で育てた新鮮な野菜を食べることで、食への意識も高まります。無農薬で育てた野菜の安全性や、旬の味を存分に楽しむこと。これは「よく食べて」という要素に直結し、心身ともに健やかな日々を送るための大切な秘訣です。

さあ、あなたも「土と遊ぶ」セカンドステージを始めてみませんか?

私の家庭菜園の経験は、決して大規模なものではありませんが、それでも日々の暮らしに大きな喜びと充実感をもたらしてくれています。セカンドステージは、新しい挑戦、深い学び、そして心からの楽しみを見つけるための、かけがえのないステージです。家庭菜園は、まさにその全てを凝縮したような活動だと言えるでしょう。

「場所がないから」「知識がないから」と躊躇している方もいるかもしれません。しかし、私のように小さなプランターからでも始められますし、失敗しても次があります。大切なのは、「ただ毎日なんとなく過ごすのではなく、なにかの目標を持って生きること」。そして、そこから得られる**「充実した趣味や生きがい」**を見つけることです。

このブログが、あなたが「自分の第二の人生について自分で考えてもらうこと」を促す場となることを願っています。ぜひ、あなたの「好き」を見つけて、新しい「楽しみ」に挑戦してみてはいかがでしょうか? 家庭菜園を通して、土の温もり、収穫の喜び、そして人とのつながりを感じる、そんな豊かなセカンドステージを一緒に歩んでいきましょう!