「四毒抜きは若い人向けじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、シニア世代にこそ効果を発揮します。
糖尿病やフレイル、さらには認知症の予防にもつながると考えられているからです。
シニアにとって四毒抜きが大切な理由
年齢を重ねると代謝が落ち、糖質や脂質の処理能力が低下してきます。
それが糖尿病や動脈硬化、フレイル(虚弱)といった問題を引き起こす原因になります。
だからこそ食生活の見直し=四毒抜きが大切になるのです。
四毒抜きと糖尿病予防
小麦や砂糖を控えることで、血糖値の乱高下を抑えられます。
また、油や乳製品を減らすことでインスリン抵抗性の悪化を防ぐことも期待できます。
私自身、朝食のトーストをやめ、コーヒーの砂糖とミルクをやめてブラックにしました。
その結果、食後のムカつきがなくなり、一日に何杯も飲んでいたコーヒーが自然と減りました。
「コーヒーが飲みたい」のではなく「砂糖が欲しかった」という自分の本当の欲求に気づいたのです。
これは血糖値のコントロールに直結する変化だと感じています。

四毒抜きとフレイル予防
フレイルとは「心身が虚弱になり、要介護に近づく状態」を指します。
その原因のひとつが食習慣。油っこい食事や糖質過多は体重増加と筋肉量減少の悪循環を招きます。
四毒抜きを実践すると体が軽くなり、動くことが苦にならなくなります。
「少し散歩しよう」「体操をしてみよう」と前向きな気持ちになることがフレイル予防につながります。
さらにBMIを適正に保つことはフレイル予防に直結すると私は考えています。
痴呆症予防への期待

吉野敏明先生によると、四毒を抜くことは痴呆症(認知症)の予防にもつながるそうです。
私は医者ではないので詳しいメカニズムは説明できませんが、血糖値の安定や腸内環境の改善は脳の健康に影響を与えると言われています。
「まずは健康体をつくること」これが認知症予防にも通じるのだと思います。
免疫力アップで病気にならない体に
四毒抜きで体のベースを整えると、免疫力も高まります。
病気にならない体を作ることが、シニアの人生を豊かにする第一歩です。
健康体であれば体を動かすのも面倒にならず、軽い体操や散歩を自然に続けられるようになります。
外に出て風を浴び、少しの紫外線を浴びることで気持ちも前向きになります。
私のこれからの挑戦
私は四毒抜きをベースにしながら、さらに食生活を深めるために薬膳の勉強を始めようと思っています。
食べ物には体を整える力があり、その知恵を取り入れることでセカンドステージをもっと豊かに過ごせると考えています。
まとめ:セカンドステージを楽しむためにまず健康から
糖尿病予防、フレイル予防、痴呆症予防――そのすべてに共通するのはまず健康な体を作ること。
四毒抜きはその大切な土台となります。
健康であればこそ、セカンドステージで働いたり、地域で活動したり、人の役に立つ人生を楽しめるのです。
「健康は最高の財産」。
シニア世代こそ、四毒抜きで自分の体を大切にしていきましょう。