「四毒抜きを始めたはいいけど、毎日何を食べればいいんだろう…」
「料理のレパートリーがなくて、続けるのが難しそう…」
そう感じているあなたへ。大丈夫です。四毒抜きの食事は、決して難しくありません。
今回は、65歳の私が普段から実践している、「超簡単」で「てぬき」なのに、心も体も満足するおすすめ料理を3つ、ご紹介します。
■ てぬき料理①:野菜の旨味たっぷり!「野菜と豚肉の酒蒸し」
これは、四毒を入れないで作れる「簡単なお鍋」のようなものです。油を使わないのに、豚肉のコクと野菜の甘みで大満足できますよ。
「私が四毒抜きを始めてから、一番よく作る定番メニューです。油を使わないのに、豚肉の旨味と野菜の甘みで大満足の一品ですよ」
材料(2人分くらい)
- 豚バラ肉:200g
- キャベツ:半玉
- もやし:1袋
- きのこ類(しいたけ、えのき、しめじなど):お好きなだけ
- 料理酒:大さじ2〜3
作り方
- キャベツをざく切りにして、すき焼き鍋やフライパンのような、広口で浅い鍋の底に敷き詰めます。
- 豚肉の半分を、キャベツの上にミルフィーユのように広げます。
- きのこ類を乗せ、その上にもやしを山盛りに乗せます。
- 残りの豚肉をもやしの上に乗せ、全体が富士山のような形にします。
- 山の上から料理酒を回しかけ、蓋をして火をつけます。(山で蓋が閉まらなくても大丈夫!)
- 野菜に火が通ってカサが減り、蓋が自然に落ちてきたら完成の合図です。
ワッシィー流・食べ方のポイント
ポン酢でいただくのが最高です!お好みで、刻みネギ、一味唐辛子、柚子胡椒などの薬味を添えると、さらに風味が豊かになりますよ。
■ てぬき料理②:ズボラな日の救世主!「具沢山あったか豚汁」
忙しい日や疲れた日は、無理しないのが一番。スーパーで売っている「水煮野菜」を使えば、あっという間に栄養満点の汁物が完成します。
材料
- 豚汁用(または、けんちん汁用)の水煮野菜:1袋
- 豚肉(けんちん汁の場合は鶏肉):150g
- 豆腐、こんにゃく、ごぼうの水煮など:お好みで追加
- ほんだし:1袋
- 味噌(けんちん汁の場合は醤油)
作り方
- 鍋にお湯を沸かし、ほんだしを入れます。
- 沸騰したら肉を入れ、火が通ったら水煮野菜と追加の具材を全て入れます。
- ひと煮立ちしたら火を弱め、味噌(または醤油)で味を整えます。
ワッシィー流・食べ方のポイント
これ一杯で、ご飯と漬物さえあれば立派な一食になります。野菜をたくさん摂れるので、満足感も高く、体がポカポカ温まります。
■ てぬき料理③:タレが決め手!「我が家のヘルシー焼肉&焼き魚」
焼肉も焼き魚も、食べ方さえ工夫すれば立派な四毒抜きメニューです。重要なのは「タレ」。市販のタレは砂糖や小麦が使われていることが多いので、要注意です。
我が家の定番のタレ
- ワサビ醤油
- にんにく醤油
- 岩塩
- ポン酢(家族には特にウケが良いです!)
焼き魚は、シンプルに大根おろしと醤油でいただくのが一番ですね。
■ 最後に:完璧より「継続」。我が家のルール
ここまでレシピを紹介しましたが、我が家ではあまり細かいことにこだわりすぎてはいません。
厳密に言えば、醤油にも小麦が使われているものがあります。でも、今のところは普通にスーパーで売っているものを、ラベルを確認して買う程度。専門店で取り寄せるようなことはしていません。
それよりも、「パスタ、ラーメン、うどん、焼きそばといった小麦製品を意識して食べないようにする」。日本の食卓では、これだけでも本当に大きな成果だと、私は思います。
大切なのは、完璧を目指して疲れてしまうことより、「楽しく、家庭円満な状態で継続できる方法」を、ご自身で見つけ出すこと。
ある程度で満足するのも自由、徹底的にこだわるのも自由です。ぜひ、あなたなりの心地よい「四毒抜きライフ」を送ってください。