僕が四毒抜きを始めたきっかけは、
「体が前ほど重いものを欲しがらなくなった」──
そんな感覚でした。
特別な病気があったわけでもなく、
誰かに「やりなさい」と言われたわけでもない。
でも、ふと気づいたんです。
「あれ、最近ビールも甘いものも、いらないかも」
その“何となく”を信じて、やってみました。
四毒(白砂糖・小麦・添加物・乳製品)を、無理なく少しずつ減らしてみたんです。
「体が求めなくなった」とは言え、
今まで40年以上も染みついた食習慣を変えるのは、正直ハードルが高いと思っていました。
でも、やってみると意外とスムーズだった。
なぜなら、体が“変化を歓迎していた”からです。
たったこれだけでも、毎日の快適さが全然違うんですよ。
唐揚げ、こってりラーメン、脂の多い肉──
今までは「満腹=満足」だったのが、
いまは「心地よさ=満足」に変わってきた感覚です。
四毒を減らしたことで、
体が「本来の力を取り戻している」ような気がします。
便通がよくなったり、肌がカサつかなくなったり──
サプリじゃなく、自分の体が働き始めた実感があります。
一番大きかったのは「自己肯定感」でした。
今までの自分を責めるのではなく、
**「ああ、ちゃんと体の声を聞けている」**という安心感。
四毒抜きを始めてから、
“ちゃんと自分と向き合っている”という感覚が、
少しずつ心にも余裕をもたらしてくれています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
でも、ひとつだけお伝えしておきたいのは──
**「全部やらなくても大丈夫」**ということ。
僕も、乳製品を完全に抜いてるわけじゃないし、
たまには小麦や砂糖も摂ります。
でも、「意識して少しずつ変える」だけで、体も心も変わっていきました。
四毒抜きは、がんばる健康法じゃなくて、
“自然に戻る”ためのシンプルな生き方なのかもしれません。
まだ始めたばかりだけど、
“これは一生続けられそうだな”と思えるようになってきた、
そんな今日この頃です。